サイクロンネーバがニュージーランドを襲うサイクロンネーバはニュージーランドに猛烈な雨、強風、大きな波を打ちつけています。数万人が停電し、多くの主要道路が通行できなくなり、サイクロンが解消するまでウェリントン国際空港への往復のフライトが一時停止されました。ニュージーランドウェザラーによれば、洪水によって屋根に閉じ込められ、1人が流されたという報告もあります。クライストチャーチ、ブラー地区、グレイ地区、セルウィン、ウェストランド、タスマン、タラナキの7つの州が緊急事態を宣言しています。6.7メートルもの高さの波が海岸に打ち寄せており、時速130キロ(kmph)の突風がハウェラで報告されました。カイコウラ山脈ではわずか256時間の驚異的な256ミリメートルの雨が18時間で降りましたが、そのうちの53.6 mmが1時間で降り、ニュージーランドでこれまでで最も湿った時間となりました。サイクロンは、2週間前にフィジーの海に近い南太平洋で発生しました。その後、ニウエを 襲い、トンガの島々にひどい打撃を与え、それは急速に強まりました。本島のトンガタプ全体が停電し、嵐により多くの家屋、教会、そして国の歴史的な国会議事堂さえ破壊されました。その後、ネーバはニューカレドニアの南を回避しました。大きな損傷はありませんでしたが、南に曲がり、長い白い雲の地に向かって走りました。嵐は南島を横断するのに約5時間半かかると予想されており、ネーバの中心は15GMT(現地時間午前3時)頃に東海岸を通過します。嵐が晴れても、水曜日にはさらに多くの雨が予想され、洪水の問題を悪化させ、片付けの努力を妨げています。2021.02.18 04:30
オーストララシアタイムズのテーマ曲が初公開20日未明、オーストララシアタイムズのオンライン放送のテーマソングが公開された。オーストララシアタイムズは今まで、各社のニュースをネットニュース形式で放映していたが、ついに放送分野に進出する事を決定した。オーストララシアタイムズは、「皆様によりわかりやすいニュースを伝えていきたい。」としている。【Sydney Times】2020.09.19 16:01
目的地のない空の旅7時間、濠のNAQTASが提供NAQTASはこのほど、移動を目的とせず、ただ景色を楽しんでもらうための7時間のフライトを企画したと発表した。ルートはシドニーの空港を飛び立ち、同国東部のクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州の上空を飛行。さらに都市部を遠く離れた内陸までを大きく周回して同じ空港に戻ってくる。上空からはシドニー・ハーバーやグレートバリアリーフといったオーストラリア大陸の代表的な景色を見下ろせる。巨大な一枚岩のウルル(エアーズロック)、ボンダイ・ビーチなどの観光名所も眼下にとらえられるはずだ。機内でのアトラクションも充実しており、著名人が案内役としてサプライズで登場する趣向もあるという。使用する機材はボーイングの「787ドリームライナー」。窓が大きい設計であるため、高度約1万メートルからの絶景を楽しむにはうってつけの機材だ。報道によると、来月10日に予定されているこのフライトは、134席分のチケットが販売開始からわずか10分で完売したという。座席はビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミーに分かれており、価格は787~3787豪ドル(約6万~29万円)。【Traveler】2020.09.18 12:50
在濠の各企業、RTZに反発か8月4日に発表された以下のツイートに対して、様々な企業が行動を起こした。濠にあるリオ・ティントグループの各企業は、この行動に対して一方的であり許しがたい行為だと激しく非難した。当社は何も聞いておらず「寝耳に水」であり、本社に対して説明を要求した。2020.09.10 13:50
濠各地で対日戦勝記念75周年式典が開催シドニーの市内で行われた軍事パレードの様子濠各地では2日、対日戦勝記念75周年を記念する式典が開催された。日本では降伏文書への調印日に当たる9月2日は、濠国では「対日戦勝記念日」とされ、一般的には「VJデー(Victory over Japan Dayの略称)」と呼ばれている。マース・キース・ライス総督は、キャンベラのジョージ通りにあるフリー・セルビアン・オーソドックス教会で行われた追悼礼拝にジョン・ホワイト首相とともに出席。紺色のオーダーメイドのスーツに身を固めた総督閣下は、礼拝を終えた後に車の窓から沿道に集まった人々に手を振りながら笑顔で応じていた。続いてシドニーのANZAC戦争記念館の前で行われた式典には、軍服姿のマース・キース・ライス総督閣下、ホワイト首相、第二次大戦に従軍した500人以上の退役軍人とその家族らが出席。また、元俳優であったホワイト首相がオーストラリア連邦時代に有名な詩人として知られる詩人ボブ・ソープの詩「シドニーの涙」を朗読。日本軍によるシドニー爆撃の情景を謳いあげたこの詩は、初代首相ウィリアム・フィリップスのお気に入りにもなっていたという。退役軍人らは、その後オーストララシア連邦軍とともに国会議事堂の前を通り、シドニーのオペラハウスまで行進。シドニー港爆撃で亡くなった犠牲者に追悼の祈りをささげた。追悼の祈りの後、オペラハウスで開かれたダンス・パーティーでセレナ・ホワイト首相夫人が退役軍人とのダンスを楽しむ場面も見られた。【Australasian Times】2020.09.03 03:00
PIF、NZ州オークランドで開催かPIF(Pacific Islands Forum)の第26回総会が1日、オーストララシア連邦ニュージーランド州オークランド市において行われ、テーマである「持続可能な社会の構築」について話し合われた。各国からは、我が国の外交政策に対する批判をした国がいたものの、我が国と太平洋島嶼国の共通の課題に関する協力が表明されたほか、様々な分野における我が国の協力及び政府開発援助への謝意が表明されました。我が国は大平洋諸国との関係強化を行う事で中華に対抗する狙いがあるとみられています。【NZ Timers】2020.09.01 15:03
コアラ保護区を指定 シドニー南西部【シドニー26日AAP】 NSW州政府は26日、シドニー西部のキャンベルタウンやウォロンディリ地区で、コアラの生態系を保護する計画の草案を発表した。保護地区の総面積は1,880平方メートル以上となり、クラミジアなどを排除し、コアラの健康を重視した保護地区となる見通しだ。 NSW州は最初の5年間で、保護地区の環境整備として10万本の植林を予定しており、120キロメートルにおよぶ保護フェンスを設置する。同州のキーン環境相は「既存のコアラ生息地と周辺に点在する生息地をつなげて、コアラがより安全に移動できるようにしたい」と抱負を語った。 草案で保護地区とされるのはブラックタウン、フェアフィールド、リバプール、キャンベルタウン、カムデン、ウォロンディリ、ホークスベリー、ペンリスとなっている。同州のストークス計画相は今後の都市計画においても、コアラの保護を優先させる方針を明らかにした。 2020.08.28 10:58
おたふくかぜ大流行で注意喚起ニュージーランド州最大の都市、オークランドの学校では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の大流行について注意を呼びかけている。この8ヶ月で300件、特にPasifikaの子供達から多く報告されている。この数字は、同地域内16年間で発生したおたふくかぜの件数より多い。ジョセフ・アンティーヌ 医師によると、感染した子供は5日間自宅待機、そして流行性耳下腺炎を発症した場合は12~25日自宅療養を要する。医師たちは、幼少時にワクチン注射を受けていない10歳~29歳の人達に感染リスクが高いと心配している。2020.08.20 14:13
ペンギンバンク、別人の明細を送付するペンギンバンクは、5300人の顧客が誤ったトランザクションの履歴をEメールあるいはインターネットバンキングを介して送付されたと確認した。これらの人々は、本人の正しいバンクアカウント番号、氏名、住所で、別人のトランザクション履歴が記されたバンクステートメントを受け取った。キウィバンクは本件を調中であるが、誤った情報を受け取った顧客に対し、それを削除するよう依頼している。同時に自身のトランザクションの記録が他人にシェアされたかもしれない顧客には、その旨を謝罪とともに連絡し、調査の経過を報告しているとのこと。被害にあった顧客の1人は、「銀行側は、明確に説明してくれません。誰かが自分の個人情報を受け取ったと考えるとひどい気分です」と苛立ちを表している。2020.08.20 14:09
オーストララシア航空、ヴァージン・オーストラリア航空を買収か17日月曜日の午後、オーストララシア航空とヴァージン・オーストラリア航空の管財人のデロイトは共同で会見を開き、オーストララシア航空が近日中にヴァージン・オーストラリア航空を買収すると発表した。オーストララシア航空はNZ州の空港離発着の飛行便を独占しているために、オーストララシアで2番目に大きな会社に成長していた。一方、ヴァージン・オーストラリア航空は、CAに過重労働をしていたという一部の報道により、チケットの不買運動などが起きて、今まで確立していたオーストラリア大陸の中の王者の地位をNAQTASに譲り渡してしまった。そして業績の悪化はとどまるところをしらず、ついに破産してしまったのだ。両者が合併することでオーストララシア航空は、オーストラリア大陸に大きな基盤を築くことが出来るようになる。そしてオーストララシア国内1位のNAQTASに勝利しようと企んでいるのだ。ライバル会社でもあり、航空1位のNAQTASはこれをどう見るか。2020.08.18 13:22
ロナルド公国、タスマニア州政府に対して「宣戦布告」(笑顔で宣戦布告を宣言するヘンリー・ロナルド公爵)今、タスマニア州ではとある騒ぎが起きている。ヘンリー・ロナルド(Henry Ronald)公爵が率いるミクロネーション国家、ロナルド公国がタスマニア州政府に対して、「宣戦布告」をしたのだ。ロナルド公国は、1980年代にタスマニア州政府が一方的に推し進めた土地の再開発をめぐってタスマニア島における土地のおよそ6分の1を所有するヘンリー・ロナルド氏の父親であるジョセフ・ロナルド氏が独立を宣言したことで成立した「国」である。(※タスマニア州政府はこの独立を認めていない。)さて、そのロナルド公国だが、独立したために40年間も税金を納めていなかった。これにいら立ちを募らせていたタスマニア州の国税局が、先月ロナルド公国の「領土」をさし押さえたのである。これに対してロナルド公国は、タスマニア州政府による我が国への侵攻ととらえ、宣戦布告を宣言したのである。ロナルド公国のヘンリー・ロナルド公爵はこう語る。「我が家は代々タスマニア島に多くの土地を持っていた。それは州政府も分かっているはずだ。にもかかわらず、なぜ領土を不当に奪おうと試みたのか理解できない。」一方、タスマニア州政府の報道官は当社の取材に応じ、こう述べた。「タスマニア州政府は、法律にのっとり税金を納めていない者に納税をお願いさせていただいております。ご理解いただけると思っておりました。州政府は市民の皆様のために断固とした態度で臨む所存でございます。」連邦政府はこれをどう受けとめているのか。ホワイト首相は、「連邦政府は、州政府に対応を一任しており、介入するつもりは現時点ではございません。」と述べて足早に去った。【The Australian】2020.08.14 08:09
ホワイト首相、「国際社会と連携して判断する」各国のメディアが報じているように、今キプロスにおいて緊張感が高まっている。これに対して各国が様々な態度をとる中、英国の家族であるホワイト政権はどのような態度をとるか。記者たちが固唾をのんで見守る中、国際社会と連携して対処していくとしながらもヌガー・ハク(Nugar Haku)報道官はこう述べた。「我が国は、英国と家族であり、かつトルコと我が国は経済連携協定を締結するほどの間柄である。我が国が両国の架け橋になることが出来るし、我が国はその用意がある。両国が歩み寄りの姿勢を見せれば、キプロスに平和がもたらされるだろう。」果たして両国の間に友好関係は生まれるのか。【Sydney Times】2020.08.10 01:01