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サイクロンネーバがニュージーランドを襲う

サイクロンネーバはニュージーランドに猛烈な雨、強風、大きな波を打ちつけています。数万人が停電し、多くの主要道路が通行できなくなり、サイクロンが解消するまでウェリントン国際空港への往復のフライトが一時停止されました。

ニュージーランドウェザラーによれば、洪水によって屋根に閉じ込められ、1人が流されたという報告もあります。

クライストチャーチ、ブラー地区、グレイ地区、セルウィン、ウェストランド、タスマン、タラナキの7つの州が緊急事態を宣言しています。

6.7メートルもの高さの波が海岸に打ち寄せており、時速130キロ(kmph)の突風がハウェラで報告されました。

カイコウラ山脈ではわずか256時間の驚異的な256ミリメートルの雨が18時間で降りましたが、そのうちの53.6 mmが1時間で降り、ニュージーランドでこれまでで最も湿った時間となりました。サイクロンは、2週間前にフィジーの海に近い南太平洋で発生しました。

その後、ニウエを 襲い、トンガの島々にひどい打撃を与え、それは急速に強まりました。本島のトンガタプ全体が停電し、嵐により多くの家屋、教会、そして国の歴史的な国会議事堂さえ破壊されました。

その後、ネーバはニューカレドニアの南を回避しました。大きな損傷はありませんでしたが、南に曲がり、長い白い雲の地に向かって走りました。嵐は南島を横断するのに約5時間半かかると予想されており、ネーバの中心は15GMT(現地時間午前3時)頃に東海岸を通過します。

嵐が晴れても、水曜日にはさらに多くの雨が予想され、洪水の問題を悪化させ、片付けの努力を妨げています。

目的地のない空の旅7時間、濠のNAQTASが提供

濠各地で対日戦勝記念75周年式典が開催

シドニーの市内で行われた軍事パレードの様子濠各地では2日、対日戦勝記念75周年を記念する式典が開催された。日本では降伏文書への調印日に当たる9月2日は、濠国では「対日戦勝記念日」とされ、一般的には「VJデー(Victory over Japan Dayの略称)」と呼ばれている。マース・キース・ライス総督は、キャンベラのジョージ通りにあるフリー・セルビアン・オーソドックス教会で行われた追悼礼拝にジョン・ホワイト首相とともに出席。紺色のオーダーメイドのスーツに身を固めた総督閣下は、礼拝を終えた後に車の窓から沿道に集まった人々に手を振りながら笑顔で応じていた。続いてシドニーのANZAC戦争記念館の前で行われた式典には、軍服姿のマース・キース・ライス総督閣下、ホワイト首相、第二次大戦に従軍した500人以上の退役軍人とその家族らが出席。また、元俳優であったホワイト首相がオーストラリア連邦時代に有名な詩人として知られる詩人ボブ・ソープの詩「シドニーの涙」を朗読。日本軍によるシドニー爆撃の情景を謳いあげたこの詩は、初代首相ウィリアム・フィリップスのお気に入りにもなっていたという。退役軍人らは、その後オーストララシア連邦軍とともに国会議事堂の前を通り、シドニーのオペラハウスまで行進。シドニー港爆撃で亡くなった犠牲者に追悼の祈りをささげた。追悼の祈りの後、オペラハウスで開かれたダンス・パーティーでセレナ・ホワイト首相夫人が退役軍人とのダンスを楽しむ場面も見られた。【Australasian Times】

ロナルド公国、タスマニア州政府に対して「宣戦布告」

(笑顔で宣戦布告を宣言するヘンリー・ロナルド公爵)今、タスマニア州ではとある騒ぎが起きている。ヘンリー・ロナルド(Henry Ronald)公爵が率いるミクロネーション国家、ロナルド公国がタスマニア州政府に対して、「宣戦布告」をしたのだ。ロナルド公国は、1980年代にタスマニア州政府が一方的に推し進めた土地の再開発をめぐってタスマニア島における土地のおよそ6分の1を所有するヘンリー・ロナルド氏の父親であるジョセフ・ロナルド氏が独立を宣言したことで成立した「国」である。(※タスマニア州政府はこの独立を認めていない。)さて、そのロナルド公国だが、独立したために40年間も税金を納めていなかった。これにいら立ちを募らせていたタスマニア州の国税局が、先月ロナルド公国の「領土」をさし押さえたのである。これに対してロナルド公国は、タスマニア州政府による我が国への侵攻ととらえ、宣戦布告を宣言したのである。ロナルド公国のヘンリー・ロナルド公爵はこう語る。「我が家は代々タスマニア島に多くの土地を持っていた。それは州政府も分かっているはずだ。にもかかわらず、なぜ領土を不当に奪おうと試みたのか理解できない。」一方、タスマニア州政府の報道官は当社の取材に応じ、こう述べた。「タスマニア州政府は、法律にのっとり税金を納めていない者に納税をお願いさせていただいております。ご理解いただけると思っておりました。州政府は市民の皆様のために断固とした態度で臨む所存でございます。」連邦政府はこれをどう受けとめているのか。ホワイト首相は、「連邦政府は、州政府に対応を一任しており、介入するつもりは現時点ではございません。」と述べて足早に去った。【The Australian】